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■「歌」と「心」ある演奏

音楽の原点は「歌」です。曲にはメロディーが存在し、声楽曲はもろちんのこと、器楽作品でもまるで人間の声で歌っているように演奏できるようになることが大きな目標です。そうすることで初めて、その作品に生命が吹き込まれるのです。それが生演奏の醍醐味だと思っています。

技術ばかりに捉われず、人間が奏でる演奏-つまり歌心を持って演奏できるよう、初歩の段階から意識できるようにしています。「ピアノで歌う」とは、普段はあまり聞きなれない言葉ですが、レッスンを重ね次第に理解できるようになるまで、何度も何度も言い続けています。 

 

 

 

■リトミックの重要性

◆リトミックは広い意味での情操教育!

ピアノだけではない様々な楽器が音源となり、お子様のイメージを膨らませ、自由な表現力を引き出します。その自由な表現力は、共に受講しているお母さんや先生に認められ喜ばれることで、子供たちの自信に繋がります。演奏力だけでなく、人前で発表するなど、様々な分野で自信を持って自己表現する力が養われるのです。

◆リトミックで養われた感性は、後にピアノレッスンをスタートした時の大きな助けとなる!

ピアノのお稽古に通われるお子さんたちの中で、そのうちにつまらなくなってやめてしまう方が多いと聞きますが、その原因は、お子さんが楽譜どおりでなく演奏した場合に、先生から音・リズム・テンポ・強弱を色々と直される、その「ここもダメ、あそこもダメ」の繰り返しで、ピアノの練習が苦痛になってしまうというところにあると思います。
でもリトミックを体験している子供たちは、それまでに音楽を素材に遊んできており、潜在的に「音楽は楽しい」という思いが養われています。「歌いたい・弾きたい」という欲求がある上に、リズム感・音感・テンポ感など音楽の総合的な力が既に培われているので、これらのお勉強をスムーズに受け入れ、諦めずに挑戦していくことが出来るのです。 

 

 

 

 ■読譜力を鍛える

ピアノ個人レッスンを行う最大の意味は、技術的な指導はもちろんの事、歌心や表現等の「感性」の部分を、直接「耳」で聴いて指導することにあります。ここだけは、独学で書籍やネット等で知識を得ても、それが実際に音として表れているか、自分だけではどうしても確認が難しいところです。ピアノ教室が数多く存在する理由はそこにあるのかもしれません。

そのようなわけで、レッスンでは「耳」中心で進めていく場合がほとんどなのですが、最近生徒さんをレッスンしていて、楽譜からほとんど「音とリズム」しか読んでいない生徒さんが多いことに気付きました。それだけでも、十分曲らしくなってしまうからでしょう。楽譜にはたくさんの情報が書き込まれています。

楽譜から、曲の形式(3部形式やソナタ形式等)や調性などもキャッチできる力もぜひ養いたいものです。読譜は意外とないがしろにされているような気がします。そのような知識(土台)の上で、感性を磨いていくことが大切です。

 

 

 

■コンクール・オーディションに挑戦する生徒さんたち

生徒さんの中にはコンクールを一つの大きな目標として取り組んでいる人が多数います。特に春から夏にかけては、この教室から多くの生徒が参加するため、事前に希望者が集まって弾き合い会(於スタジオ)を行っています。これは教室内の身近な生徒さんたちの演奏を聴くことで、他の生徒さんにも良い刺激となっているように思います。コンクール挑戦は大変な労力を使いますが、目標に向けて頑張る精神力、より音楽を掘り下げ深めていく探究心など、心身ともに大きな成長をもたらしてくれるでしょう。

 

 

 

■楽器について

ご自宅での練習は必須ですので楽器は必要となります。グランドピアノが最適であることは言うまでもありませんが、昨今の住宅事情などで、そうはいかない場合も多いですので、もちろんアップライトピアノでも構いません。楽器をお持ちでない方には、楽器の相談にも乗ります。

 

 

 

■発表会

年一度の発表会を計画しております。

 

 

  

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